こんにちは、
スタッフの村山です。
本日は、日本一高い、
『富士山』についてのお話をします。
標高、約3776mあります富士山のシーズンは、
7月から9月中頃と、普通の山に比べると、
登れる時期が、大変、短かったりします。
それもそのはずで、
地上より標高が100m変わ度に、気温は0.6度下がるからです。
私が良く使うルートは、『吉田口ルート』と呼ばれるルートで、
全ルート中、一番、山小屋が多く、最も登山が楽だと言われる、
ルートです。
因みに、富士五合目からの風景ですw
富士五合目で、標高約2300mもあり、
この時点で、地上との温度差は約14度差です。
この時、新宿の気温は34度でしたが、
富士五合目に着いた時点で約20度・・・。
やや肌寒い感じですかね?
それでは、愈々、登山開始です!
と、言いましても、
五合目から六合目までは、真っすぐな道なので、
それ程、大変では無かったりします。
まぁ・・・。
片道、約1.5km程あるので、
しんどいと言えばしんどいのですが・・・(›´ω`‹ )
それでも、道中に咲く花々を見るくらいの余裕はまだありましたw
そして、六合目から七合目・・・
本番の始まりです・・・
一見、切り立った岩肌に見えますが・・・
実は、これが登山ルートですw
道中に見えています、
ルート案内用のロープや鎖がありますので、
道に迷う事は無いのですが、本当にきつい・・・
ついつい、ロープを掴みたい衝動に駆られてしまいますが、
危険なので、絶対にロープを掴んではいけません!!
己の足だけで登るのですw
道中、生憎の天気でしたが、雲の上に出たのか、
やや、晴れ間が見える様になってきました。
雲の境目から見る景色は、また格別ですね( ´ー`)フゥー
そして、登頂開始から約5時間・・・
段々と日が沈み始めました・・・
朝とは、また違った景色に驚かされます
登頂開始から約六時間・・・
本日の宿泊施設に到着しました。
この時点で、身も心もボロボロですw
宿泊施設に到着して、暫くすると、
待ちに待った夕ご飯・・・
やや物足りませんでしたが、
疲れた体に、染み渡る美味しさです(๑╹ڡ╹๑)ウマウマ
実は、この時、同じ席に着いていた、お姉さん方から、
『良かったらこれもどうぞ・・・』と言う事で、
ハンバーグを頂いてしまいましたので、お腹は大満足でしたが・・・w
御来光を見る為に、直ぐ眠りたかったのですが、
直ぐ食べて寝ると、高山病に掛る恐れがありますので、
頑張って90分間は、起きていなければなりません。
なので、荷物整理などで、時間を潰してから、
そのまま就寝・・・。朝、2時に起床します。
日の出まで、約3時間ほどありますが、
今までの登頂が、お遊びだと思える程、
残りの工程は、過酷ですw
暗闇に光る、淡い光ですが・・・
実は、これ・・・星明りではございません。
全て、登頂者のヘッドライトの明かりだったりしますw
どうにかこうにかして、
午前4:30・・・頂上に到着しました・・・
頂上の気温は5度ほどでしたが、
風が強かった為、体感温度は、もう少し、低かったように感じます。
日の出までの30分間は、寒さに震える時間ですねww
そして・・・。
愈々、日の出の時間がやってまいりました・・・
まぁ、生憎の天気のせいで、御来光では無く、
唯の日の出となってしまいましたが、それでも、
普段、見れない景色なので、頑張った甲斐がありますね。
陽の出を見た後は、
富士山火口口を一周する、『お鉢周り』の時間です。
剣が峰と呼ばれる実質、富士山の頂上にある、
『富士山特別地域気象観測所』を経由して、
登る訳ですが・・・。
この観測所・・・
昔の人が、建材を一つ一つ、
手で運んだと言うから、驚きですよね・・・
登ったからこそ分かりますが、
良くこんな物を手作業で建てられたものですよ・・・
お鉢周りが終わる頃には、
午前8時くらいですかね?
段々、周りが明るくなってきました。
ここから、地上を見た時は、某アニメの
『見ろ・・・まるで人がg・・・』
この時の心証は、皆様のご想像にお任せしますw
ここからは、下って帰るだけとなりますので、
変わり映えの無い景色となります。
なので、画像は割愛することとしますね_(:3 )∠)_ パタ
此処まで如何でしたでしょうか??
意外と知られていない、夏のシーズンの富士山ですが、
難易度で言いますと、初級者から中級者向けの山と、
大変、難易度の低い山となります。
周りを見ても、家族連れで、
小さな子供が上っている所を良く見かけましたね。
是非一度、機会がありましたら、
皆様も『夏』の富士山に挑戦して見て下さい(・ω<)テヘペロ♪
(2020.01.13)