『稲荷神社』スタッフ日記 Vol.472

スタッフの酒井です。

先日、丹波篠山の王地山にある「まけきらい神社」というお稲荷さんに行ってきました。
王地山平左衛門という力士が由来となったこの神社は篠山城跡から10分くらい、こじんまりとしているものの、なかなか雰囲気のある立派な稲荷神社でした。

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この神社を訪れるきっかけは高校生の息子です。
息子は陸上部で昨年11月、兵庫県高校駅伝のため前日から篠山を訪れていて、たまたま宿泊していたホテルの近くにあったこの神社の「まけきらい」という名前を見て、部員何人かで駅伝の勝利を願いお参りに行ったそうです。
祈りが通じたのか^_^大会ではみんなベストの走りをする事ができ、みごと優勝をする事が出来ました。
なのに、その後まけきらい神社を訪れる事はなく、そのまま年を越しもう2月、信心深い私としてはお礼詣りに行っていないとは何事!という事で急ぎ訪れることとなったのです。

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稲荷神社といえばやはり立ち並ぶ朱色の鳥居がなんとも幻想的で趣きがあります。

この鳥居に導かれ階段を上っていく間にもいくつかの小さい社があり、それぞれにもたらす願いが記されていました。
本殿にはやはり稲荷神社ならではの狛犬ならぬ狛狐です。

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節分も終わりほとんど人気のない神社ですが、まけきらいという名前もあり、やはり合格祈願やスポーツなどの勝利を願う絵馬などが沢山ありました。

神社やお寺めぐりなどが若い女性を中心に流行っているそうですが、いわゆる願掛けとはお礼詣りまですることで完結するそうです。
神様に感謝の気持ちを伝えることで、改めて沢山の人に支えられ生きていることにも気づきます。
息子にもそんな思いが少しでも伝わっているといいのですが^_^;
今回はお礼なんだからお願い事はしないように!と思いつつ、ついついまた今年も…と祈ってしまう親バカでした。

 

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神様へのお礼も終わりほっとしたところで、城下町の風情を味わいながらぶらぶら歩いて、おめあての牛とろ丼を食べに「大手食堂」を訪れました。

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牛とろ丼、お肉は柔らかく御飯には甘辛めの汁がたっぷりかかっていてとても美味しかったです。
とろろとお汁とご飯がまざって、シュルシュルした口あたりがつい噛むのを忘れ、あっという間に完食です。

更に黒豆コーヒーを飲んでおぜんざいを食べ、ゆっくりと帰宅したのにまだ3時半。

小旅行気分も味わいながら、いい休日を過ごせた、いいお礼詣りにまたまた感謝の1日となりました。