「秋を感じるカボチャのスイーツを作りました」  スタッフ日記Vol.137

スタッフのIです。

私はよく薬膳料理を作るのですが、その中でも、季節や体調に合わせたスイーツを作るのが好きです。

定番メニューもありますが、新しいレシピを考えることも多く、今回のスイーツも自分で考えたもので、「杏仁白玉の南瓜汁粉」です。

秋口によく空咳が出るので、咳に良い杏仁豆腐はよく作るのですが、今回は、白玉団子を作るときに、杏仁豆腐の素の杏仁霜(きょうにんそう)を入れました。

水を加えて団子にすると、冷えると堅くなってしまうのですが、豆腐の水分で練ると、冷やしても柔らかくて美味しいままです。

↑「杏仁白玉の南瓜汁粉」と「杏仁ソフトクッキー」を作りました

お汁粉は、蒸したカボチャをミキサーでペースト状にしてから、お砂糖とお水を入れて作りました。

黄色いお汁粉と白い白玉団子だけでは寂しいので、友達にもらったヨモギでヨモギ団子を作って、赤いナツメも入れています。

杏仁は咳に良く、カボチャは胃腸の調子を整えて、ナツメは元気をつけてくれてくれるので、夏バテでダウンしやすい秋にピッタリのスイーツになりました。

まだ少し暑い季節なので、今回は冷たいお汁粉にしていただきましたが、温めるとホッコリと美味しくいただけると思います。

杏仁霜を使ったついでに、柔らかいタイプの「杏仁クッキー」も作りました。

(2009.9.14)