読売新聞サイトより(1)「角膜の酸素不足がち」

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読売新聞サイトより(1)「角膜の酸素不足がち」

2009年1月14日(水)に読売新聞のサイト内の「医療と介護・健康プラス」に、「角膜の酸素不足がち」という記事が掲載されていました。
コンタクトレンズは眼鏡よりも像のゆがみが少なく、スポーツが快適にできるなどの長所がありますが、角膜への酸素が不足しがちになるという欠点もあります。

血管がない角膜は、涙から酸素を取り込むことで呼吸しています。そのため、コンタクトレンズで涙が妨げられると、酸素不足に陥ってしまいます。

酸素不足が続くと、角膜の細胞が傷み、細菌に感染しやすくなります。角膜の裏側の内皮細胞が減り、角膜が濁るなど深刻な状態につながることもあります。
そこで、レンズ開発では酸素透過率を上げる工夫が続けられました。

ハードレンズの透過率は比較的高く、さらに、まばたきの度にレンズが動いて涙が入れ替わるため酸素を取り込みやすいのですが、一方、角膜を覆って動きにくいソフトレンズは、レンズの水分量を多くして透過率を上げているが、それでも酸素は不足しがちです。
近年登場したソフトレンズの新素材「シリコンハイドロゲル」は、水分量を抑えながら高い透過率を確保したもので、急速に普及してきています。
しかし、透過率が高くても不必要な長時間使用は禁物で、「透過率は、近視用ではレンズが最も薄い中心部の数値で、周辺はもっと低い。レンズが古くなったり、化粧品などが付着したりしても低下する。寝る時ははずすことが肝心。毎日の使用が12時間を超えると目の障害が増えるので、それ以下に抑えて欲しい」と宇津見眼科医院院長の宇津見義一さんは話しています。