毎日jpサイトより「角膜感染症:コンタクト原因・3割が“使用法守らず”」
2008年5月12日(月)の毎日jpサイトに、「角膜感染症:コンタクト原因・3割が“使用法守らず”」という記事が掲載されていました。
コンタクトレンズが原因とみられる角膜感染症で入院した患者の少なくとも3割は、レンズの使用方法を守っていなかったことが、日本眼感染症学会などの調査で分かりました。
「使用方法を守っていなかった」と答えた患者は、回答者126人のうち38人と3割いました。
不適正な使用のケース(複数回答)は、寝る前に外すタイプのレンズを「装着したままにしていた」との回答と、2週間ごとに交換する使い捨てレンズを「1カ月ほど使い続けた」との回答が、それぞれ回答者全体の2割でした。
この他にも、レンズの消毒やレンズケースの交換をしないなどの回答も多く、実際にはより多くの患者が使用方法を守っていないと考えられるといわれています。
調査に参加した下村嘉一・近畿大教授は「コンタクト利用者は、レンズが医療機器だという認識をきちんと持ってほしい。販売時の情報提供も徹底すべきだ」と話しています。