asahi.comより「カラーコンタクト規制へ 警告表示を検討」
2007年10月29日(月)、asahi.com(朝日新聞)の「暮らし」のコーナーで、「カラーコンタクト規制へ 警告表示を検討」というタイトルで、記事が掲載されました。
おしゃれ用品として人気のカラーコンタクトレンズによる目の病気が後を絶ちません。
学会の全国調査では、1カ月で27件にのぼり、入院例も見つかりました。
医療用と違って、品質や販売に規制はなく、独立行政法人の製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))は29日、調査委員会を発足させ、経済産業、厚生労働両省とともに警告表示を義務化する方向で対策に乗り出しました。
視力補正が目的でないおしゃれ用のカラーコンタクトは、「瞳がぱっちり大きく見える」「青や茶色の瞳でモテる」などの宣伝で、10年ほど前から若者に人気の品です。
カラーコンタクトには医療用とおしゃれ用の2種類があります。
視力を補う医療用は薬事法で品質や販売が規制されているが、おしゃれ用は雑貨品扱いで規制がない。業界団体もないため、業者の数や売上高すら分かっていません。
問題は国会でも取り上げられ、経産、厚労両省は5月、小売各団体に対し、使用上の注意を客に十分知らせるよう文書で要請しました。