スタッフの松下です。
私は日本の歴史物が好きで、今、和田竜さんの『村上海賊の娘』という本を読んでいます。2014年の本屋大賞受賞作です。
1576年戦国時代の木津川合戦(織田VS毛利(村上海賊))を基にした歴史・時代小説です。
村上海賊とは、その時代、中国地方と四国地方の間の瀬戸内海を拠点にしていた海賊(水
軍)で、この本は、その長の村上武吉の娘、景(きょう)が主人公です。
景は姫様なのですが、とても豪快で気性の強い上に、当時のその地域では醜女(ただし背
が高くて小顔な、現代の基準だと美人)な人物です。
過去に和田竜さんの『のぼうの城』の本を読んで面白かったので、かなり前に購入してい
たのですが、長編故になかなか読めていませんでした。
現在上巻を読み終えて、これから下巻です。
景はじめ登場人物の心情や凄まじい合戦の状況が想像しやすく、読み応えがあります。
下巻の方が、景が更に活躍するみたいなので楽しみです。