募集案内が開いた道
阪神・淡路大震災が
神戸のコンタクト業界にもたらしたのは、
既存の秩序が壊れ、新しい挑戦者による
営利追求の市場に変わったことでした。
営利性の追求は
震災と復興の混乱を乗じて
利益の最大化を目指す
熾烈な競争を促しました。
価格競争に参入し
低価格の広告をしてみても、
お店の賑わいは一時で、
競争企業がさらに
安売り広告をすれば
ユーザーはそちらに向かい、
リピート客にはつながりません。
多大な広告費をかけて
販売価格を割り引きすれば
手許に残る販売利益はわずかな金額でした。