増永眼鏡工場見学とめがねミュージアム訪問~福井県鯖江市(1)
メガネ店店長木戸口です。先日、仕事の休みを利用して福井県鯖江市に行ってまいりました。鯖江市と言えば、日本一の眼鏡フレーム生産拠点です。
増永眼鏡:福井県鯖江市がうんだ日本最古の眼鏡メーカー
増永眼鏡は1905年(明治38年)に創業した、100年を超える歴史あるメガネフレーム製造メーカーです。
その本社を訪れ、眼鏡工場を見学して、メガネ生産にかける情熱を肌で感じてこようと思い立ち、担当の方の「一度、遊びに来て下さい」という営業トークを真に受け、自らハンドルを握り、本当に遊びに行ってきました。
まず出迎えてくれたのは、創業者・増永五左エ門の銅像です。
1905年(明治38年)は増永眼鏡が、福井に眼鏡工業の種をまいた年です。創立者増永五左エ門は、大阪や東京から眼鏡職人を呼びよせ、ひとりでも多くの優秀な眼鏡技術者を独立させることに熱意を注ぎました。
これが日本一のメガネメーカー増永眼鏡の本社です。本社ビルの正面から写真を撮りました。
増永眼鏡本社の内部は全て撮影禁止でしたので、ここでご報告できません…
眼鏡工場見学は撮影禁止・・・
眼鏡工場も見学させていただきましたが、やはり撮影禁止でした。
増永眼鏡の公式ブログで紹介されているように、本当にたくさんの工程が精密な機械に支えられて、多くの職人さんが真剣なまなざしでメガネの生産に向き合っている姿は、とても格好良かったです。
写真でお伝えできないのが残念ですが、増永眼鏡のブログに時折製造の様子が紹介されますので、見てみてください。
福井県眼鏡協会めがねミュージアムへ
そして、工場見学の興奮冷めやらぬまま、めがねミュージアムに向かいました。
メガネミュージアムは、福井県眼鏡協会がつくった施設です。
福井県眼鏡協会は、めがね業界の活性化、めがね産地振興などを目的に昭和57年9月に設立しました。
国内のめがね生産量9割以上を占める福井県のめがねは、チタンフレームなどの新素材開発や、優秀な加工技術などが世界的にも高く評価されています。
有名人の眼鏡も展示:吉田茂、横山やすし、大村崑コレクション
有名人のかけていたメガネが展示されていました。
まず、第45・48~51代内閣総理大臣・吉田茂氏のメガネ。
次は、急に庶民的になって、横山やすし氏のメガネ。
タレントの大村崑さんのコレクションも展示されていました。
ご自身もメガネがトレードマークですが、メガネコレクションにも熱心だそうです。