「女三代ニューヨーク記」 スタッフ日記Vol.96

スタッフ日記
↑ 娘の娘が描きました

スタッフのNです。

真夏と真冬は避けたいニューヨークに、機会があって、私、娘、娘の娘と、女三代で7月末に行きました。

行きの飛行機は、冷蔵庫のように寒く、機内食は美味しいとは言えず、スチュワーデスさんは勤続40年の人もありーの…。

ニューヨークの空港からホテルまで乗ったタクシーの運転手さんは、ターバンを巻いた白い髭のインド人でした。

滞在中、何度もタクシーを利用しましたが、何語を喋っているのかさっぱり分からない(中南米?)有色人種の人ばかりでした。

観光客の行動範囲では、好景気の中国人が多く目立ちます。

駅、切符売り場、チケット売り場、運転、誘導案内、飲食店などで働いているのは、ほとんど黒人です。

11月にアメリカ次期大統領が、バラク・オバマ氏に決定しましたが、ちょっと前までホワイトハウスに黒人ファミリーが入るとは誰も考えなかったのではないでしょうか?

いずれ黒人で初の女性大統領になるのでは?と言われているライス長官など、一握りではありますが、大変優秀な黒人の活躍が期待されています。

ですが、私と娘と娘の娘が好きなアングロサクソン系の金髪の格好良いアメリカ人はどこにいたのでしょう?

メトロポリタン美術館は広すぎて疲れ、セントラルパークでは携帯電話を落とし、食後のコーヒーなのに大きなカップに入った薄い薄いアメリカン(当然?)、懲りてエスプレッソを注文すると、おちょこ2杯分の濃い濃いエスプレッソ…。

中間がない!

行く前にはショッピングなど、この歳で欲しい物は何もないと言いながら、行ってみたら、一番意欲的でした。

そんなこんなニューヨークの5日間…今では楽しい思い出です。

(2008.12.1)