ジョンソン・エンド・ジョンソンのアキュビュー製品自主回収は、知らせてくれなかったことも明らかになり、問題の奥深さを感じます。

アキュビュー製品の自主回収には、眼科医院とリアル店舗の協力が必要です。これまでのネット通販や、無店舗販売店に頼っていては、自主回収の意味がユーザーに伝えられません。

10月末の支払日です。

商談が長引いたのは、ジョンソン・エンド・ジョンソン社です。

担当者は、大橋敬之さんと、菅野伸宏さんです。

 

先日、NHKを始め、いくつもの報道機関からアキュビューの自主回収のニュースが流れ、その結果、アキュビュー製品を使用されているお客様から、「私のレンズは大丈夫ですか?」と問い合わせが続きました。

 

4年も前から起きていたアキュビュー製品の不具合について、不具合の報告はジョンソン・エンド・ジョンソンに届いていたのに、監督官庁には不具合の報告をしていなかったようです。

 

その為、市場からジョンソン・エンド・ジョンソン社に対する不信感が湧いています。

騒ぎの発端は、岡山県のある医療機関から、保健所にアキュビュー製品の不具合を報告したことから始まっています。

 

我が社が、ジョンソン・エンド・ジョンソン社から、この不具合を初めて聞いたのは、9月の支払日の時です。

不具合の内容は、二つありました。

一つは4年前に起きた不具合で、アキュビュー製品の中に、金属製のはけの破片が混入していたことです。

 

もう一つは、2年前に起きた不具合で、アキュビュー製品の保存液の濃度が濃すぎて、レンズを眼に入れると、しみるという不具合でした。

 

この不具合については、自主回収をするべきかどうか、社内でも議論されたそうです。

判断が迷ったのは、安全性に対する基準が、世界基準と日本基準に違いがあったからのようです。

 

今回の不具合は、世界基準のレベルから判断すると、回収の必要がないようです。

しかし、品質に厳しい日本基準であれば、例え少数の不具合でも、製品回収が求められます。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンの製品の流通経路は、眼科や眼科提携店などの医療ルートよりも、ネット通販や雑貨店、メガネ店などの非医療ルートでの流通の方が多くなっています。

特に、インターネット経由で販売された場合、メーカーが製品の不具合を掌握するのが難しくなっています。

従って、不具合の数が少ないからといって、安全基準が確保されたのかといえば、そうでもないようです。

コンタクトレンズは、高度管理医療機器であり、ユーザーにとっても、メーカーにとっても、医療機関の関与が希薄なほど、安全性に懸念が生まれます。

このことは、先月、厚生労働省医薬・生活衛生局長からの通達でも、注意喚起があったばかりです。

 

まずいことに、ジョンソン・エンド・ジョンソン社は、日本眼科医会の反対を押し切って、自らがインターネット通販であるオンラインショッピングを運営しています。

 

今回の自主回収は、時間が経てば自然消滅的に沈静化するかも知れません。

しかし、これまで安心・安全のブランドである、アキュビューに瑕疵があったことは、関係者の方の記憶には残ります。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソン社は、パートナーシップ制度で、ジョンソン社に協力しない販売店には、卸売価格を優遇しないという、希望の党の小池百合子代表が言った、「排除の論理」と同じような事を主張しています。

 

今日はお騒がせしたお詫びにと、社員の皆さんにお菓子を頂きました。

東広島の新米「恋の予感」を、メーカー担当者の方にお配りしています。

これまで、既に東広島のお米を食べたことがある方には、好評です。

 

中野隆一さんの案内では、厚生労働省医薬・生活衛生局長から発令された局長通達に基づき、コンタクトレンズ協会が主導して、勉強会を開くそうです。

正式な名称は、「コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について」です。

 

シードの社長浦壁昌広さんは、コンタクトレンズ協会の会長を務められています。

 

 

厚生労働省の局長通達を、具体的に流通に浸透させるには、厚生労働省の考えをコンタクトレンズ協会非加盟の製造業者や卸売業者、小売り販売業者に伝える説明会をしようとしています。

現在の状況を放置すると、毎年沢山の眼障害が報告されています。

コンタクトレンズによる眼障害は予防しなければなりません。

特に問題なのは、インターネット通販と、粗悪なカラコンの流通です。

コンタクトレンズの流通が、高度管理医療機器であるべきコンタクトレンズの医療ルートから、大きく離れないように、定期検査の案内や、正しいコンタクトレンズの取扱をユーザーに案内する必要があります。

最終的にはコンタクトレンズユーザーへの安全性の啓蒙です。

外資系メーカーは、12月末が決算になっています。

その為、年末が近づくと、販売活動が積極的になります。

アルコンの延岡義満さんからも、まとめ売り販売の案内を頂きました。

ボシュロムの嶋岡邦寿さんも、12月末になると、まとめ買いの提案が出てきます。

ボシュロム社との取引の歴史は、1971年から続いているので、年末の販売活動は、40年以上経験しています。

嶋岡邦寿さんからも、厚生労働省の局長通達の話と、ジョンソン・エンド・ジョンソン社のアキュビュー製品自主回収についての話が中心でした。

メニコンの安部優部長とは、全国の有志の加盟店で行われる、メルスの勉強会についての意見交換がありました。

勉強会を継続するには、メニコン社にも、加盟店側にも、いろいろと課題があります。

共通のゴールは、勉強会を通して、メルスプランの会員拡大を図ることです。

そうはいっても、それぞれ加盟店ごとに、メルスプラン取り組みへの温度差があることも事実です。

メニコンの担当者にも、東広島の新米を差し上げました。

メガネの仕入れ先である、内田屋の藤田憲さんも、恋の予感を受け取って、大変喜ばれました。

皆さんが喜んでくれると、東広島から取り寄せた甲斐がありました。

ニチコンの担当者は、平田裕久さんから嵯峨和博さんに交代です。

担当者の交代は、久し振りです。

10時から始まった月末の支払は、対処するべき問題もかねて面談しているので、一部の取引先とは長い時間かかることがあり、今日は、支払と面談が終わったのは、午後二時でした。

もちろん昼食も抜きで、面談を続けたので、すっかりお腹が空いてきました。

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