『神戸市立博物館』スタッフ日記 Vol.543

酒井です。

神戸市立博物館に行ってきました。

 

 

 

公開していたのは”遥かなるルネサンス…天正遣欧少年使節がたどったイタリア”この週末の連休までということもあり、博物館の前は行列ができていました。

 

 

 

恥ずかしながら、私は歴史に詳しくなく、この天正遣欧少年使節をあまり知りませんでした。

 

解説を読むと1582年~1590年に日本の使節団としてヨーロッパに渡った4人の少年のこと、13.14歳で日本を離れ3年かけてイタリアに渡り日本に戻るまで計8年の歳月を過ごした少年達にとても惹かれていきました。

 

 

 

”日本という国は本当にあるのです。私達はそこからやってきました”との挨拶にローマ教皇は涙を流し、イタリアの人々に日本の存在が知られるきっかけとなったそうです。

けれど青年となって帰国した彼らを待っていたのは、秀吉によるキリスト教の宣教と南蛮貿易の禁止令、過酷な人生の始まりとなったのです。

 

 

 

作品を観ているうちに、時に少年達の、時にヨーロッパの人々の目線になり、そこから気持ちも入り込んできました。情報はもちろんメディアも何もなかった当時の人達の思いを想像し、ワクワク感が止まらなくなりました。

 

美術展といえば、昔はある特定の画家や海外の美術館との個別の連携による公開が多かったように思いますが、最近は今回のように国の歴史を題材にしたもの、作品のイメージや技法をテーマとし複数の画家による作品を集めたものなどが沢山あります。

 

 

 

芸術的な知識があまりなくても、わかりやすさ、親しみやすさを提供してくれる工夫があり、子供や芸術に興味のない人でも楽しめるものが多くあります。美術館はまず行かない!という方もぜひ挑戦してみて下さい^ – ^

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