どうして節分の恵方巻は季節のイベントとして定着したのでしょうか?

恵方巻のように新しいイベントが定着するには、背後に何の力が作用しているのでしょうか?

2月3日の2018年の節分の日に、今年も恵方巻を職場の皆さんに用意しました。

恵方巻を作ってくれたのは、さんプラザ地下にあるおすし屋さん、一寸法師です。

恵方巻は、一本で390gあります。

海苔で巻いたお寿司の中には、具材が沢山入っています。

ご飯一食分のボリュームです。

恵方巻を一寸法師に取りに行き、職場に持ち帰って積み上げてみると沢山の巻き寿司です。

毎年、恵方巻を節分の日には、この近辺のおすし屋さんでも作って、店頭で販売してます。

1.節分・恵方巻が定着したのはいつ?

では、いつ頃からこんなイベントが浸透してきたのでしょうか?

私が会社を設立した1971年からしばらく経った1980年代でも、恵方巻を職場で食べる風習は根付いていませんでした。

恵方巻が家庭でも、職場でも、定着してきたのは、1998(平成10)年頃からです。(Wikipediaより)

1998年といえば、明石海峡大橋が神戸と淡路島を繋いだ年です。

 

2.恵方巻の由来

インターネットで調べてみると、恵方巻の由来は沢山あります。

大阪の商家で始まった説や、商家から始まった習慣が色町に広まったという説もあります。

さらに拍車をかけたのは、海苔を作る組合が、このイベントを後押ししたという説もあります。

さらに、セブンイレブンなどのコンビニが便乗して、一層恵方巻を身近な物にしたという説もあります。

 

3.なぜ日本人は新しいイベントに乗りやすい?

では、どうしてこんなに日本人が新しいイベントに乗りやすいのでしょうか?

2月は、節分が終わるとバレンタインの日がきます。

これも、チョコレート業界が仕掛けたイベントのようです。

そして10月にはハロウィンがあります。

これも最近急速に、家庭でも職場にでもハロウィンが浸透してきています。

ハロウィンが流行ると、関連グッズが売れるとか、テーマパークが似合うという副次的効果があります。

そうなれば、経済効果が期待できます。

12月になると最大のイベント、クリスマスのイベントです。

そもそもクリスマスは、キリストの誕生日を祝日ではないと言われています。

クリスマスを騒ぎ出したのは、私の子どもの頃、大人達がキャバレーでクリスマスパーティーを行って、クリスマスの日には、お父さんはお酒を飲んで帰ってくるという、本来の意味と違ったイベントになっていました。

不思議です。

日本中がどうしてこんなにイベントに乗りやすいのか。

もちろん、昔からの伝統行事は別です。

3月のひな祭りや、5月の端午の節句、7月の七夕まつりなどは、ぽっと出で流行りだしたイベントとは違います。

こうなると、旧来のイベントと新興のイベントが混じり合っているようです。

しかも、新興のイベントの方は、勢いが強いのです。

新興のイベントが強い勢いを持つには、その背後に女性の力があることは見逃せません。

恵方巻、バレンタイン、ハロウィン、クリスマスなどは、女性の推進力がなければ、これほどは流行らなかったはずです。

男性ばかりがもし、新興企画を考えた場合に、それは世間に受け入れられるかどうか、考えてみると、例えば父の日です。

父の日には、ヤマト宅急便の人は、父の日のプレゼントの荷物は極めて少ないと言っています。

お父さんを中心にイベントを興してみても、そんなには流行らないのです。

母の日だったらどうでしょう?

少なくとも母の日は、父の日よりもはるかに強い支持を得られています。

4.まとめ

この先も、新興のイベントが表れるかもしれません。

これまでの伝統習慣にしても、戦後から流行りだした新興のイベントにしても、それを支持しているのは、女性達です。

しかも、比較的若い女性の支持が強いほど、イベントの普及も強く早くなっていきます。

つまり日の本は、女性の力なくして、成り立たない国であると言われるとおりです。

2018年2月3日(土)

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